「縁結びのお守りについている鈴って、どんな意味があるの?」
そんな疑問を抱いている方も多いのではないでしょうか。
鈴付きのお守りは見た目がかわいらしく、多くの神社で人気の縁結びアイテムです。
しかし、鈴の音が気になったり、付け方に迷ったりすることもあるでしょう。
この記事では縁結びのお守りについている鈴の意味から、人気神社の種類、正しい付け方まで詳しくお伝えしていきます!
縁結びのお守りに鈴がついている意味とは?

縁結びのお守りについている小さな鈴には、実は深い意味があります。
ただの飾りではなく、きちんとした理由があって付けられているのです。
ここでは、鈴が持つ3つの重要な意味について詳しくお話ししていきます!
鈴の音が持つ浄化と魔除けの力
鈴の音には、古来から魔除けや浄化の強力な効果があると考えられてきました。
なぜなら、鈴が奏でる澄んだ音色には、邪気を払い清める力が宿っているからです。
鈴の音は一瞬にして悪いものを祓ってくれるため、お守りに付けることで持ち主を守護する効果が高まります。
また、現代のストレス社会において、鈴の美しい音色にはリラックス効果もあるとされています。疲れた時にお守りの鈴を鳴らすことで、心が落ち着き癒しを得られるでしょう。
このように鈴の音は、物理的な魔除け効果と精神的な癒し効果の両方を持つ優れた力を秘めています。
神様への”音のお供え”としての役割
鈴の音は、神様をお招きするための重要な合図でもあります。
神社で参拝する際に鈴を鳴らすのも、この意味があるからです。
縁結びのお守りについている鈴は、持ち主と神様をつなぐ「音の架け橋」としての役割を果たしています。
お守りが揺れて鈴が鳴る度に、縁結びの神様に「良いご縁をお願いします」という祈りが届けられるのです。
つまり、鈴の音はあなたの願いを神様へ伝える大切なメッセンジャーなのです。
縁結びとの結びつき(良縁を呼ぶ響き)
縁結びのお守りの鈴には、特別な意味も込められています。
例えば東京大神宮の「縁結び鈴蘭守」では、「2つの音色が重なりあい、2人の心がひとつになるように」という願いが込められているのです。
また、鈴の澄んだ音色が遠くまで響くように、素敵なご縁も広がっていくという意味もあります。音が伝わる範囲が広いほど、良いご縁に恵まれる可能性も高まるとされているのです。
このように、鈴の音は単なる音ではなく、愛や縁を結ぶ特別な力を持った神聖な響きなのです。
人気神社の「鈴付き縁結び守」まとめ(種類・価格・特徴)

全国の神社では、それぞれ特色ある鈴付きの縁結びお守りが授与されています。
ここからは、特に人気が高い神社の鈴付きお守りをご紹介していきます。
価格や特徴を詳しくお伝えしますので、お守り選びの参考にしてみてください!
東京大神宮「縁結び鈴蘭守」とその魅力
東京大神宮の「縁結び鈴蘭守」は、縁結びお守りの中でも特に人気が高い一品です。
価格は800円で、紅白・緑白・赤白の3色から選ぶことができます。
このお守りの最大の特徴は、「幸福が訪れる」という花言葉を持つ鈴蘭をモチーフにしていることです。白い鈴蘭の花の中に小さな鈴が入っており、振ると可憐な音色が響きます。
東京大神宮の社紋である花菱のプレートも付いており、「社紋が自然に取れると願いが叶う」というジンクスでも有名です。
まさに、縁結びのご利益と美しさを兼ね備えた代表的なお守りといえるでしょう。
出雲大社「しあわせの鈴」大・小サイズ比較
縁結びの総本山として名高い出雲大社では、「しあわせの鈴」が人気を集めています。
大サイズは1,500円、小サイズは800円で授与されており、用途に応じて選べるのが魅力です。
大きいものは神棚や自宅に置いて使い、小さいものはバッグなどに付けて持ち歩くのがおすすめされています。鈴の音は人を敬虔な気持ちにさせ、祓い清める効果があるとされているのです。
毎朝鳴らすと幸せが訪れるという言い伝えもあり、実際にこのお守りのご利益で結婚できたという体験談も多数寄せられています。
出雲の神様の強力なご加護を受けられる、まさに「しあわせ」の名にふさわしいお守りです。
江島神社の「結び鈴守(水琴鈴)」の特徴
江島神社では、「水琴鈴(すいきんすず)」を用いた特別な縁結びお守りが授与されています。
水琴鈴の音色は癒しの効果をもたらし、幸福を招くといわれている特殊な鈴です。
このお守りの特徴は、菊結びの水引と組み合わされていることです。菊結びは永続的な結びを意味し、良縁成就と末永い幸せを祈願する意味が込められています。
水琴鈴の名前は、日本庭園の「水琴窟」に由来しており、清らかで美しい音色が特徴的です。その音色を聞くことで心が浄化され、良いご縁を引き寄せる力が高まるとされています。
江島神社ならではの、海と音の美しさを表現した縁結びお守りといえるでしょう。
地主神社の「愛のちかい」ペア鈴の意味
京都の地主神社では、カップル向けの「愛のちかい」という特別なお守りが人気を集めています。
価格は2,000円で、金色(女性用)と銀色(男性用)のペアセットになっているのが特徴です。
このお守りは一見するとお守りだと気づかないキュートなパッケージに入っており、離れている時間も二人の縁をつないでくれる効果があります。遠距離恋愛のカップルや単身赴任で離ればなれの夫婦にも特におすすめです。
また、「ふたりの愛」(1,000円)というお守りもあり、これからじっくり愛を育んでいくカップルにぴったりです。
地主神社は恋の神様として有名なだけに、カップルの絆を深めるお守りの種類も豊富に揃っています。
晴明神社の「鈴まもり」のご利益と特徴
京都の晴明神社では、平成30年から「鈴まもり」の授与が始まりました。
価格は1,200円で、白とピンクの2色から選ぶことができます。
直径約17mmとビー玉ほどの大きさで、振ると涼やかな音色を響かせるのが特徴です。
この鈴は神前で鈴を振るようにお清めの意味があり、鈴を鳴らすことで身を清め、福を手に入れられるよう神前にて祈願されています。晴明神社の本殿前の神鈴にならい、この鈴を振ることで開運招福のご利益を得ることができるのです。
陰陽師・安倍晴明公の霊力が込められた、特別な力を持つ鈴のお守りといえるでしょう。
縁結びの鈴はどこにつける?おすすめの場所と理由

縁結びの鈴付きお守りを授かったら、どこに付けるかで悩む方も多いでしょう。
実は、付ける場所によってご利益の受け方も変わってくるのです。
ここでは、それぞれの場所のメリットと注意点を詳しくお話ししていきます!
鍵やキーホルダーにつける場合
鍵やキーホルダーに付ける方法は、最も一般的で効果的な方法の一つです。
なぜなら、鍵は毎日必ず使うものなので、お守りと神様を身近に感じることができるからです。
家の鍵に付ければ、毎回帰宅するたびに縁結びの神様にお帰りの挨拶をすることになります。また、出かける際には良いご縁を引き寄せるよう祈りを込めて持ち歩けるでしょう。
ただし、鍵の開け閉めの際に鈴が鳴りやすいので、静かな場所では注意が必要です。
心地よい鈴の音で落とし物防止にもなるため、一石二鳥の効果を期待できます。
財布やポーチに入れて持ち歩く場合
財布やポーチに入れて持ち歩く方法は、音が気になる方におすすめです。
財布は金運と関係が深く、良いご縁も経済的な安定から生まれることが多いため、相性が良い場所といえます。
内ポケットに入れることで、鈴の音を抑えながらも常に身につけていることができるでしょう。電車内や職場でも音を気にせずに持ち歩けるのが最大のメリットです。
ただし、完全に音が聞こえなくなってしまうのは少し残念かもしれません。
それでも鈴自体のお守りとしての効果は変わらないので、気にせず大切に持ち歩いてください。
バッグやスマホポーチにつける場合
バッグやスマホポーチに付ける方法は、見た目の可愛らしさも楽しめる方法です。
特にスマホポーチの場合、現代人にとってスマホは肌身離さず持つアイテムなので、お守りの効果を常に感じることができます。
バッグの外側に付けることで、歩いている時に自然に鈴が鳴り、邪気を払いながら歩くことができるでしょう。また、周りの人からも縁結びのお守りを持っていることが分かり、良いご縁を引き寄せるきっかけになるかもしれません。
ただし、満員電車などでは他の人に迷惑をかける可能性もあるので、TPOを考えて付ける場所を選ぶことが大切です。
自宅やデスクに置いておく場合
自宅やデスクに置いておく方法は、静かな環境で効果を発揮したい方におすすめです。
特に在宅勤務が多い方や、自宅で出会い系アプリや婚活サイトを利用する方には最適でしょう。
玄関に置けば良いご縁が家に入ってきやすくなり、寝室に置けば恋愛運アップの効果が期待できます。デスクの上なら、仕事での人間関係やビジネスパートナーとのご縁を引き寄せることもできるでしょう。
ただし、人目につきにくい場所に置きっぱなしにしてしまうと、お守りの存在を忘れがちになってしまいます。
定期的に手に取って感謝の気持ちを伝えることで、より強いご利益を得ることができるでしょう。
鈴の音が気になる時の対処法(鳴らない・うるさい時)

縁結びお守りの鈴は大切な意味がありますが、時として音が気になることもあります。
しかし、鈴を外してしまうと魔除けや縁結びの効果がなくなってしまうため、外すのはおすすめできません。
ここでは、鈴を外さずに音の問題を解決する方法をお伝えしていきます!
電車や職場で音を抑える方法
電車内や職場など静かにすべき場所では、いくつかの工夫で音を抑えることができます。
まず最も効果的なのは、お守りをバッグの内側のポケットに入れることです。布の摩擦により音がかなり小さくなり、周りに迷惑をかけることなく持ち歩けるでしょう。
また、お守りをハンカチやタオルで軽く包むのも効果的です。
鈴の音を完全に消すのではなく、やわらかく響かせることで、お守りの効果を保ちながら音を抑えることができます。
どうしても音が気になる場合は、通勤時だけポーチの中に入れ、プライベートの時間は外に出すという使い分けをしてみてください。
小袋や巾着に入れて静かに持つ工夫
小袋や巾着袋を使って音を抑える方法も効果的です。
特に絹や麻などの天然素材の袋に入れると、鈴の音が自然に抑えられ、上品な響きに変わります。
この方法の良いところは、お守りを大切に扱っている感覚も味わえることです。小袋から取り出す時に「今日も良いご縁がありますように」と祈りを込めることで、より深い縁結び効果を得られるでしょう。
また、複数のお守りをまとめて小さな巾着に入れることで、お守り同士が擦れ合って鳴る音も防げます。
巾着の色も縁結びにちなんで赤やピンクを選ぶと、さらに良いでしょう。
鳴らなくてもご利益はあるのか?
「鈴が鳴らなくなったらご利益がなくなるの?」と心配になる方もいるかもしれません。
しかし、安心してください。鈴の効果は音だけでなく、鈴自体に宿る力にもあるのです。
鈴は持っているだけでも幸運を呼び込んだり魔除けの効果があったりするため、無理に音を鳴らす必要はありません。
むしろ大切なのは、お守りに対する感謝の気持ちを持ち続けることです。
時々手に取って「いつも守ってくれてありがとうございます」と心の中で話しかけることで、音が聞こえなくても十分なご利益を得ることができるでしょう。
音が出ないことを気にするよりも、お守りとの絆を深めることに意識を向けてみてください。
鈴が壊れた・外れた・鳴らなくなった時の意味と対処

お守りの鈴に何らかの変化が起きた時、それは単なる偶然ではないかもしれません。
古来より、お守りの変化には特別な意味があると考えられてきました。
ここでは、鈴に起きる様々な変化とその意味、対処法について詳しくお話ししていきます!
鈴が外れたり落ちたりしたときの解釈
鈴が外れたり落ちたりした時は、実はとても良い前兆とされることが多いです。
特に東京大神宮の縁結び鈴蘭守では、「社紋が取れたら願いが叶う」というジンクスがあることからも分かるように、お守りの一部が取れることは願い事の成就を示している可能性があります。
また、鈴が外れることで「役目を果たした」という意味もあります。つまり、あなたを守り続けてくれた鈴が、十分に厄を受けて力を尽くしたというサインかもしれません。
ただし、無理やり取ってしまった場合は話が別です。
自然に取れた場合のみ、良い兆候として受け取ってください。
紐が切れたときは不吉?それとも役目を終えたサイン?
お守りの紐が切れた時も、基本的には良いサインと考えて良いでしょう。
紐が切れるということは、そのお守りがあなたの身代わりになって厄災を引き受けてくれた証拠です。本来あなたが受けるはずだった悪いことを、お守りが代わりに受けてくれたのです。
特に縁結びのお守りの場合、紐が切れることで「新しいご縁の扉が開く」という意味もあります。
古い縁が切れて新しい縁が始まる、という変化の時期を表している可能性が高いのです。
ただし、紐が切れても鈴や本体は大切に扱ってください。すぐに神社に返納するか、感謝の気持ちを込めて自宅で供養することをおすすめします。
不吉なことではないので、心配する必要はありません。
修理・付け替え・返納の判断基準
鈴や紐に問題が生じた時の対処法は、状況に応じて判断することが大切です。
軽微な問題の場合は修理も可能ですが、大きな変化があった場合は返納を検討しましょう。
修理を検討する場合:鈴の音が少し変わった、紐が少し緩んだ程度
返納を検討する場合:鈴が完全に外れた、紐が切れた、お守り本体が破損した
修理する際は、神社に相談してみることをおすすめします。多くの神社では、軽微な問題であれば修理方法を教えてくれたり、新しい紐に付け替えてくれたりする場合もあります。
しかし、無理に修理しようとせず、「お疲れ様でした」という感謝の気持ちで返納し、新しいお守りを授かるのも良い選択です。
お守りは神聖なものですので、自己判断に迷った時は必ず神社に相談してみてください。
縁結びの鈴お守りはいつ返す?返納のタイミングと正しい方法

縁結びのお守りにも、適切な返納のタイミングがあります。
いつまでも持ち続けるのではなく、感謝の気持ちを込めて神様にお返しすることが大切です。
ここでは、正しい返納のタイミングと方法について詳しくお伝えしていきます!
1年を目安に返納するのが基本
一般的に、お守りの効力は授かってから1年とされています。
これは鎌倉時代から続く慣習で、新年に新しいお守りを授かり、前年のお守りを返納するという流れが基本となっているのです。
1年が過ぎると、お守りには厄や穢れが蓄積し、神様の力が弱くなるとされています。また、神道には「常若(とこわか)」という考え方があり、常に新しく清浄であることを尊ぶため、定期的な交換が推奨されているのです。
特に縁結びのお守りの場合、1年間あなたの恋愛運を守り続けてくれているため、感謝を込めて新しいものと交換してあげましょう。
ただし、1年を過ぎたからといって急に効果がなくなるわけではないので、焦る必要はありません。
願いが叶った後の返し方
縁結びのお願いが叶った時は、1年を待たずに返納しても良いとされています。
恋人ができた、結婚が決まった、素敵な出会いがあった、といった場合は、お礼参りとして神社を訪れ、感謝の気持ちを込めてお守りを返納しましょう。
返納する際は、必ずお賽銭を入れて神様に感謝の気持ちを伝えることが大切です。金額に決まりはありませんが、お守りを授かった時と同額程度、またはお気持ちの分だけお納めするのが良いでしょう。
また、願いが叶った後も記念として持っていたいという気持ちは自然ですが、古いお守りをいつまでも持ち続けるのはおすすめしません。
感謝の気持ちで神様にお返しし、新しい人生のスタートを切ることが最も大切です。
神社へ持参できない時の対応(郵送や代理返納)
遠方の神社でお守りを授かった場合、直接返納に行くのが困難なこともあるでしょう。
そんな時は、郵送での返納や他の神社での代理返納という方法があります。
まず郵送の場合、事前に神社に連絡して郵送返納が可能かどうか確認することが重要です。可能な場合は、現金書留でお焚き上げ料と一緒に送付します。封筒には「お守り・お札在中」「お焚き上げ希望」と明記しましょう。
代理返納の場合は、お近くの神社で受け付けてくれることもあります。ただし、神社でお守りを授かったものは神社に、お寺でお守りを授かったものはお寺に返納するのが基本です。
どちらの場合も、事前に電話やメールで相談することをおすすめします。
感謝の気持ちさえあれば、神様は必ず受け取ってくださるはずです。
まとめ

縁結びのお守りについている鈴は、単なる飾りではなく深い意味を持った大切なアイテムです。
魔除けや浄化の力、神様への祈りを届ける役割、そして良縁を呼ぶ特別な響きを持っています。東京大神宮や出雲大社をはじめとする人気神社では、それぞれ特色のある鈴付きお守りが授与されており、どれも強力な縁結び効果を持っているのです。
お守りの付け方や音の対処法、鈴に変化が起きた時の意味なども理解することで、より効果的にご利益を受けることができるでしょう。
そして、感謝の気持ちを忘れずに適切なタイミングで返納することで、新たな良縁への道筋を開くことができます。
縁結びの鈴お守りを大切に扱い、素敵なご縁に恵まれる人生を歩んでいきましょう!





