「最近、寝ても疲れが取れない……」「なんだか運気が下がっている気がする……」
そんな悩みを抱えている方、実は枕元に置いているものが原因かもしれません。
風水では寝室、特に枕元は運気を左右する最も重要な場所とされています。
私たちは人生の約3分の1を睡眠に費やしますが、その間は最も無防備な状態で、周囲の気の影響を直接受けてしまうのです。
この記事では、風水と睡眠科学の両面から、枕元に置かない方がいいものとその理由を詳しくお伝えしていきます。
さらに、やむを得ず置く場合の現実的な改善策や、逆に置くと運気が上がるものもご紹介。
最後まで読めば、今日からすぐに実践できる寝室改善のヒントが見つかるはずです！
枕元に置かないほうがいいもの一覧｜風水・睡眠の両面からNG理由を解説
まずは、枕元に置かない方がいいものを一覧でご紹介していきます。
それぞれのアイテムがなぜNGなのか、風水と睡眠科学の観点から見ていきましょう。
電子機器(スマホ・タブレット・充電器・スマートウォッチ)
枕元にスマホを置いている人は全体の74.1%にも上り、最も多くの人が置いてしまっているアイテムです。
しかし、風水では電子機器は「動の気」が強く、睡眠時に必要な「静の気」を乱すため、枕元に置くのは避けるべきとされています。
電子機器などの人工的なものがそばにあると、睡眠中の創造性と直感を妨げると考えられているのです。
さらに、スマホが発する電磁波は気の流れを乱し、交感神経を刺激。
夜にブルーライトを浴びてしまうと体内時計の調節が乱れ、睡眠と覚醒のリズムが崩れます。
これにより金運や健康運が急激にダウンしてしまうというわけです。
充電器やスマートウォッチも同様に、電磁波を発するため枕元からは離すべきアイテムといえます。
本・ノート・仕事の書類・勉強道具
寝る前に読書をする習慣がある方も多いでしょう。
ただし、文字や電波を発する存在があると「動」の気が働き、眠りを妨げてしまいます。
本や書類には情報という強いエネルギーが込められており、頭上にこれらがあると脳が休まりません。
特に仕事の書類や勉強道具は、ストレスや緊張感といったネガティブな気を発するため、寝室に持ち込むこと自体が運気を下げる原因となります。
読み終わった本は枕元から離れた位置に置くか、別の部屋に片付けるのがベストです。
鏡・テレビ・PCなど”反射するもの・映るもの”
寝姿が鏡に映ると、良い運気が「鏡の中の自分」に吸い取られ、気が半減してしまいます。
風水では、これを「鏡光殺」と呼び、大凶の配置とされているのです。
テレビやPCも画面が鏡のような働きをするため、同じ効果が生じてしまいます。
テレビやパソコンは「陽」のアイテムに分類されているのですが、睡眠は「陰」の行動とされています。
この組み合わせは相性が悪く、全体運や恋愛運の低下、疲れやすくなるといった影響が出るとされています。
どうしても寝室に鏡がある場合は、寝る前に布をかけて隠すようにしましょう。
ぬいぐるみ・人形・写真(特に多い場合)
可愛いぬいぐるみや人形は癒しの存在ですが、風水では注意が必要なアイテムです。
ぬいぐるみを「人」と同じ存在として扱うため、自分が受けるべき良い運気がぬいぐるみにも分散してしまいます。
これを「運気シェア」といい、特に人の形をしたものは魂が宿りやすく、悪い気を吸収しやすいとされているのです。
大量のぬいぐるみを置いていると、物に魂が宿ると言われるように、そこに気が滞ってしまいます。
置く場合は1〜2個に抑え、定期的に洗って浄化することが大切です。
写真についても、特に多くの人が映っているものや、故人の写真は寝室には置かない方が良いとされています。
ドライフラワー・枯れた植物・強い香りのアロマ
寝室は「運気を循環させる場所」であるため、ドライフラワーだけでなく、枯れてしまった花や萎れてしまった観葉植物など、「死気を循環させてしまうもの」は、持ち込まないようにしましょう。
ドライフラワーやプリザーブドフラワーは、元は生き物だったものが死んでしまった状態。
風水ではこれを「陰の気」が強いものと考え、健康運や全体運を下げる原因になるとされています。
強い香りのアロマも、睡眠を妨げる可能性があるため注意が必要です。
穏やかな香りであれば問題ありませんが、刺激の強い香りは避けましょう。
水槽・加湿器・水の気が強いもの
風水における「水」はもともと「お金」を意味しますが、水槽は金運を引き寄せる一方で注意も必要です。
「水」アイテムも「陽」の性質を持つとされています。ですので「陰」の行動を取る寝室との相性が悪いのです。
陽アイテムが寝室にあると、睡眠が邪魔され体調を崩してしまうとまで言われています。
加湿器については、適度な湿度は睡眠に良いのですが、置く位置には配慮が必要。
枕元ではなく、ベッドから少し離れた場所に置くことをおすすめします。
キャンドル・ライターなど火の気のもの
人は寝ているとき、風水で水になると考えられています。
そのため、ライターやマッチは火の属性にあたり、寝室に置くには相性がよくないものなのです。
火と水は相克の関係にあり、エネルギーがぶつかり合ってしまいます。
タバコを吸う方も、寝室で吸うと睡眠の質にも影響が出てしまうため、別の部屋や外で使用するようにしましょう。
キャンドルは雰囲気づくりには良いアイテムですが、就寝時には必ず消して、枕元から離れた場所に保管することが大切です。
他にも避けたい枕元アイテム(薬・食品・散らかる小物)
薬は常備しておきたいという方もいるかもしれませんが、薬には「病気」という気が宿るため、風水的には枕元に置くのは避けたいところ。
サイドテーブルの引き出しなど、見えない場所に収納するのがベターです。
食品も同様に、腐敗する可能性があるものは寝室に持ち込まない方が良いでしょう。
気は頭から入ると言われているため、枕元にあれこれ物を置いていると良い気が取り込めなくなります。
散らかる小物は特に、ホコリが溜まると悪い運気を集めることにもなるため、できる限り置かないようにしましょう。
なぜ枕元に置くと運気が下がるのか｜風水の気の流れと睡眠の質の関係
ここからは、なぜ枕元に置くものが運気に影響するのか、その仕組みを詳しく見ていきます。
風水と科学の両面から理解することで、納得して実践できるはずです。
風水では”頭まわりの気”が最も繊細に影響を受ける
風水において、寝室は1日の厄をリセットし、新しい運気を取り込む重要な場所とされています。
「寝室は1日に溜め込んだ悪い運気を浄化し、再生させる場所。浄化と再生を繰り返すことで、運は循環する」と考えられているのです。
特に頭部は「気の出入り口」とされ、枕元の環境が金運、健康運、恋愛運に直結します。
睡眠中は無防備な状態で、周囲のエネルギーをダイレクトに吸収してしまうため、枕元に置くアイテムが運気を大きく左右するというわけです。
だからこそ、頭まわりの気を整えることが、運気アップの最短ルートといえるでしょう。
電子機器の強い「動の気」が睡眠時の「静の気」を乱す理由
寝ている環境は「静」の気を高めなければいけません。
しかし、電子機器は情報やエネルギーを常に発信しており、「動の気」が非常に強いアイテムです。
睡眠中は心身を休め、エネルギーを充電する時間。
そこに動の気が入り込むと、本来得られるはずの休息が得られず、運気の再生がうまくいかなくなってしまいます。
さらに、スマホなどの電子機器は人とのつながりや仕事の情報など、さまざまな気を帯びています。
これらの気が混在すると、寝室の気の流れが乱れ、心身ともに落ち着かない状態になるのです。
ブルーライト・電子音が自律神経を乱す科学的根拠
スマホ・PCの画面から発せられるブルーライトを目に浴び続けていると、交感神経が刺激され、自律神経が乱れやすくなります。
交感神経が刺激されると、脳が活動モードになってしまい、なかなか眠れなくなります。
ブルーライトを浴びてしまうと私たちの体が昼間の環境であると判断して、眠れなくなってしまいます。
これは、ブルーライトが睡眠を促すホルモン「メラトニン」の分泌を抑制してしまうためです。
4日目以降になると素通しのメガネでは総睡眠時間が減り、目覚めないで寝ている最長睡眠時間も短くなりましたという研究結果もあり、ブルーライトの影響は科学的にも実証されています。
さらに、通知音やバイブレーションも睡眠の質を下げる要因となるため、注意が必要です。
枕元のごちゃつきが「運気の停滞」を生む仕組み
寝室に不要なものが多く散らかっていると、運が停滞し、その運を吸収してしまうと風水では考えます。
物が多いと気の流れが悪くなり、良い気が入ってこられなくなるのです。
特に枕元は頭部に近く、影響を受けやすい場所。
ここにごちゃごちゃと物を置いていると、気が淀んで停滞し、運気が下がっていくという悪循環に陥ります。
また、物が多いとホコリも溜まりやすくなりますよね。
ホコリが溜まると悪い運気を集めることにもなるため、清潔さを保つことも運気アップには欠かせません。
“寝室=1日の厄をリセットする場所”という風水の本質
風水では、寝室は単なる休息の場ではなく、1日に溜まった厄を落とし、新しいエネルギーをチャージする神聖な場所とされています。
就寝中は「水の気」が高まります。「水の気」とはなんでも吸収し、なんでも流すことができる状態なのです。
この状態で良い環境にいれば良い気を吸収できますが、悪い環境にいれば悪い気まで吸収してしまいます。
だからこそ、寝室、特に枕元の環境を整えることが、人生全体の運気を左右するほど重要なのです。
毎日リセットとチャージを繰り返すことで、運気は循環し、上昇していきます。
やむを得ずスマホや本を枕元に置く場合の”現実的な改善策”
理想は枕元に何も置かないことですが、現実的には難しい場合もありますよね。
ここでは、やむを得ず置く場合の妥協案をお伝えしていきます。
理想は”最低1m以上離す”｜無理な場合はどうする?
風水の専門家によると、スマホや本などの動の気が強いものは、最低でも1m以上離すのが理想とされています。
頭部から1m離れていれば、気の影響を大幅に軽減できるからです。
しかし、ワンルームや狭い寝室では、1m離すこと自体が難しい場合も。
そんな時は、せめて手を伸ばしても届かない距離に置くようにしましょう。
ベッドサイドに小さなテーブルや棚がある場合は、そこに置くのも一つの方法です。
直接床に置くよりは、少しでも高さを変えることで気の流れが変わります。
スマホの置き場所アイデア(サイドテーブル・足元・クッション裏など)
目覚まし代わりにスマホを使っている方は、サイドテーブルに置くのがおすすめです。
木製のサイドテーブルをおくとよいでしょう。
木の気は安定をもたらし、電子機器の強い気を和らげてくれます。
サイドテーブルがない場合は、足元に置くという方法も。
頭部から離れているため、気の影響を受けにくくなります。
また、クッションの裏側に隠すように置くことで、視界から外れ、心理的にも落ち着いて眠れるでしょう。
大切なのは、直接枕の隣に置かないこと。
ほんの少しの距離でも、運気への影響は変わってきます。
目覚ましアプリはどうする?通知・電磁波を減らす設定
スマホを目覚まし代わりに使う場合、できるだけ影響を減らす工夫をしていきましょう。
まず、就寝中は機内モードにするのがベスト。
電磁波の発生を抑えられますし、通知も来なくなります。
ただし、目覚ましアプリが機内モードでも動作するか、事前に確認しておくことが大切です。
おやすみモードやサイレントモードを活用して、通知音やバイブレーションを完全にオフにするのも効果的。
画面の明るさも最低限に設定し、ブルーライトカット機能をオンにしましょう。
可能であれば、アナログの目覚まし時計に切り替えることをおすすめします。
本・ノートは”枕元に積まない”ための収納ルール
寝る前の読書が習慣になっている方は、読み終わったら必ず枕元から離すことを意識しましょう。
サイドテーブルの下段や、ベッド下の収納スペースに片付ける習慣をつけるのです。
本を積み重ねると、どんどん気が淀んでいくため、できれば立てて収納するのがベター。
仕事の書類や勉強道具は、そもそも寝室に持ち込まないのが理想です。
どうしても必要な場合は、クローゼットや引き出しに入れて、視界に入らないようにしましょう。
寝室は休息の場と割り切り、仕事や勉強のものとは明確に分けることで、気持ちの切り替えもスムーズになります。
狭い部屋・ワンルーム向けの妥協プラン
ワンルームで寝室と生活空間が一体化している場合、完全に分けるのは難しいですよね。
そんな時は、パーテーションやカーテンで視覚的に区切るのが効果的です。
寝る時だけでも仕切りを作ることで、気の流れが変わり、寝室としての空間が確保できます。
また、就寝前に片付けタイムを5分だけ設けるのもおすすめ。
その日使ったものを定位置に戻し、寝る空間だけでもスッキリさせる習慣をつけましょう。
物を減らすことも重要です。
本当に必要なものだけを厳選し、それ以外は処分または別の場所に移動させることで、自然と気の流れが良くなっていきます。
枕元に置くと運気が上がるもの・置いてOKなもの
ここまでNGアイテムをお伝えしてきましたが、逆に置くと運気が上がるものもあります。
上手に取り入れて、寝室をパワースポットにしていきましょう!
木製のサイドテーブルや自然素材の小物(木の気で安定)
枕元に木製のものを置くと運気アップが期待できるとされています。
木の気は安定と成長をもたらし、心を落ち着かせてくれるのです。
サイドテーブルを置く場合は、プラスチックや金属製ではなく、天然木のものを選びましょう。
時計やメガネ置きなども、木製やコットン、麻などの自然素材がおすすめ。
これらは気を整え、良い睡眠環境を作ってくれます。
竹や籐などの素材も、風水的には良いとされているため、インテリアに取り入れてみてください。
コップの水(浄化・邪気を吸う・金運アップ説)
透明のコップにミネラルウォーターを入れて、枕元に置きます。「水に流す」という言葉があるように、水には浄化の作用があるので、睡眠中に体内にたまった厄を流してくれます。
この方法は、風水では非常にポピュラーな開運法です。
水が悪い気を吸収してくれると考えられているため、朝起きたら必ずその水を流すようにしましょう。
間違っても飲んではいけません。
厄を吸収した水を飲むと、その厄を再び体内に取り込んでしまうことになります。
毎朝新しい水に替える習慣をつけることで、継続的に浄化効果が得られます。
小さめの観葉植物(置き方・適切な方位の注意点)
観葉植物や花は、風水的に悪い気を吸ってくれて、良い気を生み出してくれるおすすめアイテムです。
ただし、寝室に観葉植物を置く時には、寝る場所よりも低い位置に置くようにしましょう。
高い位置にあると、良い気まで吸い取ってしまう可能性があるからです。
小さめのサンスベリアやポトスなどは、邪気払いの効果があるとされ、寝室に最適。
サンスベリアは、”邪気払い”の効果があるとされ、寝室に置くことで”恋愛運アップ”が期待できます。
トゲのある植物は避け、丸い葉や下向きに伸びる植物を選ぶのがポイントです。
寝る前の心を整える小物(お守り・天然石・メモ帳)
お守りや天然石は、持ち主を守り、良い気を呼び込むアイテムとして知られています。
水晶やローズクォーツ、アメジストなどは、寝室に置くと心を落ち着かせ、良い睡眠を促してくれるでしょう。
メモ帳を枕元に置くのは、意外かもしれませんが実は効果的。
寝る前に心配事や翌日のタスクを書き出すことで、頭の中を整理できます。
これにより、ぐるぐると考え続けることなく、スムーズに眠りにつけるようになるのです。
ただし、書いたら必ず閉じて、引き出しにしまうなど視界から外すことが大切です。
防災グッズ(ライト・ホイッスル等)を置くのはアリ?
防災の観点から、枕元に懐中電灯やホイッスルを置きたいという方も多いでしょう。
これは置いても問題ありません。
むしろ、安心感を得られることで、心が落ち着いて眠れるという効果もあります。
ただし、できるだけコンパクトなものを選び、整理整頓された状態で置くことが大切。
ごちゃごちゃと散らかっていては、風水的にマイナスになってしまいます。
引き出しやサイドテーブルの下段など、目立たない場所に収納しておくのがベストです。
いざという時にすぐ取り出せる配置を考えながら、スッキリと整えておきましょう。
枕元が片付かない原因と、寝室全体の運気を整えるコツ
枕元を整えようと思っても、なかなか片付かない……そんな方に向けて、根本的な解決策をお伝えしていきます。
寝室全体の運気を整えることで、自然と枕元もスッキリするはずです。
枕元が散らかりやすい人の3つの共通点
枕元が散らかりやすい人には、いくつかの共通点があります。
一つ目は、寝る直前まで何かをしているということ。
スマホをいじったり、本を読んだりして、そのまま寝落ちしてしまうパターンです。
二つ目は、定位置が決まっていないこと。
物の置き場所が決まっていないと、とりあえず枕元に置いてしまいがちになります。
三つ目は、朝の時間に余裕がないこと。
バタバタと出かけるため、片付ける時間がなく、そのまま1日が終わってしまうのです。
これらの習慣を見直すことで、枕元の散らかりは大幅に改善できます。
ベッドの向き・位置の見直し(窓・ドア・梁とのバランス)
気の通り道となるドアの真正面にベッドを置くと気が休まることがないため、直線上を避け配置しましょう。
ドアから入ってくる気が直接ベッドに当たると、睡眠中に気が乱れてしまうのです。
また、窓の真下にベッドを置くのも避けたいところ。
外からの気の影響を受けやすく、落ち着いて眠れなくなります。
梁の下にベッドを配置するのも風水的にはNG。
梁は圧迫感を生み、その下で寝ると運気が押さえつけられてしまうと考えられています。
可能であれば、ベッドの位置を変えてみることで、睡眠の質が劇的に変わることもあります。
寝室で避けたい色・おすすめの色(風水:五行バランス)
風水では、寝室に使う色も重要なポイントとされています。
避けたいのは、黒やグレーなどのモノトーン。
黒や濃いグレーなどのモノトーンは、陰の気が強いため寝室のバランスを崩してしまうと考えられています。
また、原色や蛍光色も刺激が強すぎるため、リラックスしたい寝室には不向きです。
おすすめは、ベージュ、アイボリー、淡いピンク、ラベンダー、淡いグリーンなど、優しい色合い。
これらの色は心を落ち着かせ、良い睡眠を促してくれます。
方角によって相性の良い色もあるため、自分の寝室の方角に合わせて選んでみるのも良いでしょう。
“朝5分のリセット習慣”で気の巡りが劇的に変わる理由
朝起きたら、まず5分だけ寝室をリセットする時間を作ってみてください。
窓を開けて換気し、ベッドを整え、枕元の物を定位置に戻す。
朝起きたら窓やドアを開けて換気をしてください。寝ている間に悪い気が体内から吐き出され、寝室中に滞留している状態です。
換気して悪い気と良い気の入れ替えを行うことが大切なのです。
この習慣を続けることで、気の巡りが劇的に変わっていきます。
朝スッキリとした環境で目覚めることができれば、1日のスタートも良いものになりますよね。
夜寝る前の5分も大切ですが、朝の5分がより効果的です。
ベッド下収納・サイドテーブル収納の最適解
ベッドの下は気が溜まりやすい場所で、先に触れたようにほこりなども溜まりやすい場所です。そこには何も置かないようにすることで気の流れが良くなり、良い流れを引き寄せることにつながります。
理想はベッド下に何も置かないことですが、収納スペースが限られている場合は難しいかもしれません。
その場合は、収納ボックスを使い、きちんと整理された状態を保つことが重要です。
定期的に掃除をして、ホコリを溜めないようにしましょう。
サイドテーブルの収納は、引き出し式のものがおすすめ。
見た目もスッキリしますし、ホコリも溜まりにくくなります。
上段には毎日使うもの、下段には防災グッズなど、使用頻度で分けて収納すると便利です。
【Q&A】枕元に置くものに関するよくある疑問｜財布・水・ぬいぐるみ・子どもの寝室は?
ここからは、枕元に置くものについて、よくある質問にお答えしていきます。
具体的な疑問を解消して、今日から実践してみてください!
Q:枕元に財布や通帳を置くと金運は上がる?下がる?
風水では枕元にお金を置くと金運が上がるといわれています。寝ている間に運気を吸収するためだと考えられており、財布やポーチなどにお金を入れて枕元に置くのがおすすめです。
ただし、普段使いの財布をそのまま置くと、レシートや不要なカードが入ったままになりがち。
金運アップのためには、財布の中も整理整頓されている状態が理想です。
また、財布やポーチは金運の入れ物。枕元に置いて寝ると、寝ている間に金運を吸収することができます。
通帳も同様に、枕元に置くことで金運を呼び込むとされていますが、防犯面には十分注意しましょう。
サイドテーブルの引き出しなど、見えない場所に置くのがベターです。
Q:コップの水は本当に浄化になる?毎日取り替えるべき?
はい、コップの水は浄化効果があるとされており、毎日取り替えることが大切です。
枕元に置いたコップ1杯の水が夜、眠っている間に悪い「気」を吸収してくれるので、身体がスッキリすると言われています。
コップの水は朝起きたらすぐに流してしまってください。
厄を吸収した水を飲んでしまうと、その厄を再び体内に取り込むことになるため、絶対に飲まないように注意しましょう。
毎朝、感謝の気持ちを込めて「ありがとう」と言って流し、新しい水に替える。
この習慣を続けることで、継続的な浄化効果が得られます。
透明なコップを使い、ミネラルウォーターを入れるのがおすすめです。
Q:子どものぬいぐるみはどこまでOK?”量”の基準は?
ぬいぐるみが人に近い形状であれば尚のこと。とはいえ、ぬいぐるみと一緒に寝ているお子さんも多いと思います。その場合、寝室に持ち込むのは3つまでとし、あまりたくさんのぬいぐるみを持ち込まないようにしましょう。
子どもにとって、ぬいぐるみは安心感を与えてくれる大切な存在です。
無理に取り上げる必要はありませんが、数を制限することが大切。
「お気に入りの3つだけ」というルールを作り、それ以外は別の場所に置くようにしましょう。
また、定期的に洗って清潔を保つことも重要です。
ホコリが溜まったぬいぐるみは、風水的にも衛生的にもよくありません。
Q:寝室に鏡がある場合、どう対策するのが最適?
鏡はベッドの横など寝姿が映らない位置に配置する、寝る時には鏡面を閉じておく、鏡に布をかけるなど、映さない状態にしておけば悪い影響が出るのを防ぐことができます。
ドレッサーの鏡など、どうしても動かせない場合は、就寝前に布をかける習慣をつけましょう。
専用のカバーを用意しておくと、毎日の習慣にしやすくなります。
クローゼットの鏡は、扉を閉めれば問題ありません。
鏡が必要な場合は、姿見を寝室に置くのではなく、玄関やリビングに移動させることも検討してみてください。
寝室は休息の場と割り切り、できるだけシンプルな空間にすることが理想です。
Q:寝室が狭くて物が多い時、何から減らせばいい?
まずは、明らかに使っていないものから処分していきましょう。
1年以上使っていないものは、この先も使う可能性は低いです。
次に、寝室に必要ないものを別の場所に移動させます。
仕事道具、趣味のもの、季節外れの衣類などは、リビングやクローゼットに移しましょう。
そして、枕元だけでもスッキリさせることを優先してください。
寝室全体を一気に片付けようとすると挫折しやすいため、まずは枕元周辺1メートル四方だけをきれいにするのです。
小さな成功体験を積み重ねることで、徐々に範囲を広げていけます。
Q:スマホ依存でどうしても手元に置いてしまう…どうすれば?
スマホ依存を自覚しているなら、少しずつ距離を置く練習をしていきましょう。
まずは、充電器を枕元から離れた場所に移動させます。
そうすれば、自然とスマホもその場所に置くようになるはずです。
次に、就寝1時間前からスマホを見ない時間を作ります。
代わりに、本を読んだり、音楽を聴いたり、ストレッチをするなど、リラックスできる習慣を見つけましょう。
アナログの目覚まし時計を購入するのも効果的。
「目覚ましのため」という言い訳がなくなれば、スマホを枕元に置く必要性も減っていきます。
最初は不安かもしれませんが、慣れれば睡眠の質が向上し、朝の目覚めも良くなるはずです。
まとめ
枕元に置かない方がいいものは、電子機器、本、鏡、ぬいぐるみ(多数)、ドライフラワー、水槽、火の気のものなど多岐にわたります。
これらは風水的に「動の気」が強かったり、運気を吸い取ったりするため、睡眠の質と運気の両方を下げる原因となるのです。
一方で、木製のサイドテーブル、コップの水、小さな観葉植物などは、置くことで運気アップが期待できます。
やむを得ず置く場合は、できるだけ距離を取り、機内モードや収納の工夫で影響を最小限に抑えましょう。
寝室は1日の厄をリセットし、新しいエネルギーをチャージする神聖な場所。
枕元を整えることで、金運、健康運、恋愛運など、人生全体の運気が上向いていきます。
まずは今日から、枕元にあるものを見直してみてください。
そして、毎朝5分の換気と片付けを習慣にすることで、気の巡りが劇的に変わっていくはずです。
あなたの寝室が、最高のパワースポットになることを願っています!
