縁切り榎のお礼参りの正しい方法|根付の返納や感謝の伝え方をわかりやすく解説

「縁切り榎でお願いした縁が切れた……でも、お礼参りってどうすればいいの?」

そんな疑問を抱えている方は多いのではないでしょうか。

願いが叶ったあと、お礼参りをするかどうかは個人の判断に委ねられていますが、縁切りという強い思いを受け止めてくれた場所に感謝を伝えることは自然な行為です。

この記事では、縁切り榎のお礼参りの正しい流れから根付の返納方法、参拝マナーまで詳しくお伝えしていきます。しっかりと感謝の気持ちを伝えて、スッキリとした気持ちで一連の縁切りを完了させましょう!

お礼参りの正しい流れ:到着から返納まで全ステップ解説


縁切り榎でのお礼参りは、祠で感謝を伝え、根付ストラップをお礼箱に返納することで完了します。

ここでは、到着からお礼参り完了までの流れを順を追って紹介していきます。

お礼参りに行く前に確認しておくこと(叶ったタイミング・準備物)

まずは、お礼参りに行くタイミングと持ち物を確認しておきましょう。

お礼参りに行く時期については、願いが成就したらできるだけ早めに訪れるのがおすすめです。縁が切れたと実感できたタイミングで、なるべく速やかに訪問してみてください。

持参するものとしては、以下のものを用意しておくとスムーズです。

  • 根付ストラップ(最初の参拝時に絵馬と一緒に付いてきたもの)
  • 油性マジック(絵馬を書く場合)
  • 小銭(お賽銭用)
  • 1,000円札(新たに絵馬を購入する場合)

根付ストラップは、縁切り祈願の際に絵馬と一緒に手に入れ、お礼参りの際に返納するために使用するものです。もし根付を持参できなかった場合や紛失してしまった場合は、再び絵馬を購入して感謝の気持ちを書いて奉納する方法もあります。

到着後の参拝手順(手水舎→祠→お礼箱の順に)

縁切り榎は、都営三田線板橋本町駅から徒歩約5分の場所にあります。到着したら、以下の順序で参拝を進めていきましょう。

まず、鳥居をくぐる前に一礼します。縁切り榎は小さな境内ですが、神聖な場所であることに変わりはありません。

手水舎があれば手を清めますが、縁切り榎の境内は非常に小さく、手水舎が設置されていない可能性もあります。その場合は、清らかな気持ちで参拝に臨むことを心がけてください。

次に、境内奥にある祠(榎大六天神を祀るお社)に進みます。こちらで無事に縁切りが成就したことを報告し、感謝の気持ちを伝えましょう。

感謝を伝えるときの所作と心構え

祠の前に立ったら、二拝二拍手一拝の作法で参拝します。

この時、まずは無事に願った縁切りが成就したことを第六天神に奉告(報告)と感謝を伝えます。心の中で「○○との縁が切れました。ありがとうございました」と具体的に報告するとよいでしょう。

また、根付ストラップを持参している場合は、合掌する際に手の間に挟んで祈願するのもおすすめです。

大切なのは、形式よりも心からの感謝の気持ち。「受け止めていただき、ありがとうございました」という素直な感謝を伝えてみてください。

お礼参り後にしておくと良いこと(再拝礼・静かに一礼など)

感謝を伝え終わったら、祠の左横にある「お礼箱」という小さな箱に根付ストラップを返納します。

返納後は、もう一度祠に向かって一礼するとよいでしょう。こうすることで、気持ちにけじめがつきます。

最後に、鳥居をくぐって境内を出る際にも、振り返って一礼してみてください。感謝の気持ちを最後まで忘れずに伝えることが大切です。

こうして一連のお礼参りが完了したら、新たな一歩を踏み出すための準備が整ったといえるでしょう。

根付・絵馬などの返納方法と書き方例:そんなに難しくない


根付ストラップの返納は、お礼参りの重要な要素です。

ここでは、返納できるものとその方法、絵馬の書き方まで詳しく見ていきます。

返納できるものとできないものの違い

縁切り榎のお礼参りで返納できるのは、主に以下のものです。

  • 根付ストラップ(絵馬購入時に付いてきた木製のお守り)
  • お礼の絵馬(新たに購入して感謝を書いたもの)

根付は縦4.5センチ、横1.0センチの木製で「板橋 縁切榎」と刻まれており、白い紐が付いています。これは最初の参拝時に絵馬と一緒に受け取ったもので、お礼参りの際の返納用として用意されています。

一方、返納できないものは、縁切り榎以外で購入したお守りや、個人的な持ち物などです。返納するのは、縁切り榎で受け取ったものに限られます。

お礼箱の場所と返納の手順(祠の左手にある小箱)

お礼箱は、境内奥のお社(祠)の左横にあります。少し見つけづらい場所にある小さな箱ですが、探してみれば見つかるはずです。

返納の手順はシンプル。お礼箱の蓋を開けて、中に根付ストラップを静かに入れるだけです。

お礼箱の中には、すでに多くの根付ストラップが返納されている様子が見られます。これは、多くの人が縁切りを成就させ、感謝の気持ちを伝えに訪れている証拠ですね。

返納する際は、丁寧に扱い、感謝の気持ちを込めて入れてみてください。

絵馬の書き方例:「ありがとうございました」を添えるだけでOK

根付を紛失してしまった場合や、あらためて絵馬で感謝を伝えたい場合は、新しく絵馬を購入することもできます。

絵馬は境内の自動販売機または隣の蕎麦屋「長寿庵」で1,000円で購入でき、販売時間は自販機が6時から21時です。

お礼の絵馬の書き方はとても簡単。絵馬の裏面に以下のような内容を書けば十分です。

【書き方例】

令和○年○月○日
○○県○○市 山田太郎

○○さんとの縁を切ることができました。
無事に願いが叶い、新しい一歩を踏み出せています。
本当にありがとうございました。

根付ストラップの裏側に「ありがとうございました」と書いて返納している人もいます。このように、シンプルに感謝の言葉を添えるだけで十分です。

形式にとらわれすぎず、素直な感謝の気持ちを書いてみてください!

返納時に気をつけたいマナー(まとめて返さない・感謝を忘れない)

返納時には、いくつか気をつけたいマナーがあります。

まず、複数の根付をまとめて返納するのは避けましょう。一つひとつの願いに対して、それぞれ丁寧に感謝を伝えることが大切です。

また、返納は「ただ処分する」のではなく「感謝を込めて返す」行為であることを忘れないでください。そのため、投げ入れたり乱雑に扱ったりせず、丁寧に扱うことを心がけましょう。

さらに、お礼箱の周りは他の参拝者も利用する場所です。静かに、速やかに返納を済ませ、次の方に場所を譲る配慮も大切ですね。

こうした小さな心配りが、神様への敬意にもつながっていきます。

参拝マナーと注意点:相手の不幸を願わないために守るべきこと


お礼参りは、縁切りの「締めくくり」となる大切な儀式です。

ここでは、参拝時に守るべきマナーと注意点をお伝えしていきます。

お礼参りは「感謝の儀式」であり、再び呪う場ではない

お礼参りは、縁切りが成就したことへの感謝を伝える儀式です。決して、相手の不幸を願ったり、新たな縁切りを願ったりする場ではありません。

「ありがとうございました」という感謝の気持ちで参拝することが何より重要。すでに願いは叶ったのですから、恨みや憎しみではなく、新しい未来に向けた前向きな気持ちで訪れてみてください。

もし新たに縁切りを願いたい場合は、お礼参りとは別の機会に、あらためて参拝するのがよいでしょう。一つひとつの願いを丁寧に扱うことが大切です。

服装・態度・言葉遣いで失礼にあたらないための心得

お礼参りといえども、神社への参拝であることに変わりはありません。

服装は、派手すぎたり露出の多いものは避け、清潔感のあるものを選びましょう。特別にフォーマルである必要はありませんが、神様に感謝を伝える場にふさわしい服装を心がけてください。

態度についても、静かに落ち着いて参拝することが大切です。大声で話したり、騒いだりするのは避けましょう。

また、言葉遣いにも気をつけてみてください。心の中で神様に話しかける際も、丁寧な言葉を使うことで、より誠実な感謝の気持ちが伝わります。

写真撮影のマナーと注意点(撮影禁止箇所を避ける)

縁切り榎は、多くの人が訪れる人気のスポットです。記念に写真を撮りたい気持ちもあるでしょう。

しかし、撮影の際には十分な配慮が必要。特に、他の参拝者が写り込まないように注意してください。縁切りという非常にプライベートな願いを持って訪れている方も多いため、プライバシーへの配慮は必須です。

また、他の参拝者の絵馬を撮影するのは絶対にNG。絵馬には情報保護シールが貼られていますが、それでも撮影は控えるべきです。

祠や境内の風景を撮る場合も、参拝の妨げにならないタイミングを選び、フラッシュは使用しないようにしましょう。

縁切り榎独自の注意点(木を傷つけない・お供え物を残さない)

かつては榎の樹皮を剥いで相手に飲ませるという習慣がありましたが、現在の3代目の榎では樹皮を剥ぐことは禁止されています。木を傷つける行為は絶対にしないでください。

また、境内にお供え物を残していくことも避けましょう。縁切り榎は非常に小さな境内で、管理している奉賛会の方々に負担がかかってしまいます。

さらに、境内は住宅街の一角にあるため、騒音にも気をつける必要があります。特に早朝や夜間の参拝は、近隣住民の方への配慮を忘れないようにしてください。

こうした細やかな配慮が、縁切り榎という神聖な場所を守ることにつながっていきます。

最寄駅からのアクセス・所要時間・混雑回避のコツ


お礼参りをスムーズに行うために、アクセス情報もしっかり確認しておきましょう。

ここでは、最寄駅からの行き方や混雑を避けるコツをお伝えしていきます。

最寄駅からのアクセス(板橋本町駅A1出口から徒歩約5分)

縁切り榎へは、都営三田線板橋本町駅から徒歩約5分でアクセスできます。

A1出口を出たら、右に曲がって交差点方面へ進みます。交差点を右折して環七通りを約250m進むと、「縁切榎前」という交差点が見えてくるはずです。

この交差点の左側にあるマンションの隣が縁切り榎です。非常に小さな境内なので、見落とさないように注意してください。

また、車で訪れる場合は、住所は東京都板橋区本町18番地です。ただし、縁切榎前交差点付近は駐車禁止で、交差点から南に約20m進んだところに交番があるため、路上駐車はすぐに通報される可能性があります。近くのコインパーキングを利用してください。

迷わず到着するための目印とルートマップ

板橋本町駅を出て進むと、右手に板橋区が表示している地図があるので、そこで場所を確認するとよいでしょう。

さらに進むと、左手に巣鴨信用金庫のATMがあり、右手には首都高速板橋本町の入り口があります。巣鴨信用金庫の建物の先にあるT字交差点を左に曲がれば、目的地はすぐそこです。

道路を挟んで反対側には、黄色の看板のクリーニング店があります。これも良い目印になるでしょう。

スマートフォンを使う場合は、Googleマップで「縁切り榎」と検索すれば、ルート案内が表示されるので迷うことはないはずです!

混雑を避けるなら何時に行くのがベスト?(午前中が狙い目)

縁切り榎は人気のスポットのため、時間帯によっては混雑することがあります。

混雑を避けたいなら、午前中の早い時間帯がおすすめ。特に平日の朝8時から10時頃は比較的空いています。

絵馬の自動販売機の販売時間は6時から21時なので、早朝に訪れることも可能です。ただし、住宅街にあるため、あまりにも早すぎる時間は近隣への配慮から避けた方がよいでしょう。

逆に、土日祝日の昼間は多くの参拝者が訪れるため、ゆっくりと参拝するのは難しいかもしれません。もし週末に行く場合は、朝一番か夕方以降を狙ってみてください。

時間に余裕を持って訪れることで、落ち着いて感謝の気持ちを伝えられるはずです。

駐車場・周辺スポット情報(合わせ参りにおすすめの神社)

縁切り榎には参拝者用の駐車場がないため、近くのコインパーキングを利用する必要があります。

縁切り榎から徒歩5分ほどの場所にあるコインパーキングは、8時から22時が20分200円、22時から8時が60分100円、24時間最大料金が2,500円、夜間最大料金(22時から8時)が600円となっています。

また、お礼参りの後に訪れるのにおすすめなのが、縁切り榎から西へ徒歩約12分の場所にある双葉町氷川神社です。

双葉町氷川神社は縁結びのご利益があり、縁切り榎の絵馬のお焚き上げも行っている神社です。縁切りの後に良縁を結ぶために、合わせて参拝するのもよいでしょう。

このように、縁切りと縁結びをセットで行うことで、新しいスタートをより前向きに切れるはずです!

タイミング・費用・準備物リスト:失敗しない参拝のための事前準備


お礼参りを成功させるためには、事前の準備が重要です。

ここでは、お礼参りのタイミングや必要な費用、持ち物について詳しく見ていきます。

お礼参りに行く時期の目安(願いが叶ったら早めに)

願いが成就したら、できるだけ早めにお礼参りに行くことがおすすめです。

具体的には、縁が切れたと実感してから1ヶ月以内を目安に訪れるとよいでしょう。縁切りの成就を実感するタイミングは人それぞれですが、例えば以下のような状況が目安になります。

  • 問題のある人との関係が完全に終わった
  • 職場や学校で相手と離れることができた
  • 悪習慣をやめることができ、一定期間継続している

ただし、遠方に住んでいる方や、すぐに行けない事情がある方もいるでしょう。その場合は、無理に急ぐ必要はありません。大切なのは、感謝の気持ちを持って訪れることです。

お賽銭や絵馬代などの費用相場

お礼参りにかかる費用は、以下のとおりです。

【お賽銭】 金額に決まりはありませんが、一般的には5円から100円程度が目安。縁起を担いで「ご縁がありますように」という意味で5円玉を入れる方も多いです。

【絵馬代】 絵馬は1,000円です。新たに絵馬で感謝を伝えたい場合や、根付を紛失した場合に購入します。

【交通費】 板橋本町駅までの往復交通費が必要です。都内からであれば、数百円程度で済むでしょう。

【駐車場代】 車で訪れる場合は、コインパーキング代が別途かかります。

合計すると、1,000円から2,000円程度あれば十分です。現金を多めに持っていくと安心ですね。

持っていくと便利な持ち物リスト(筆記具・ハンカチ・小銭など)

お礼参りをスムーズに行うために、以下の持ち物を準備しておきましょう。

【必須の持ち物】

  • 根付ストラップ(最初の参拝時に受け取ったもの)
  • 小銭(お賽銭用)
  • 1,000円札(絵馬を購入する場合)

【あると便利な持ち物】

  • 油性マジック(絵馬を書く場合。境内にペンが置いてあることもありますが、かすれている可能性があるため持参が確実)
  • ハンカチ(手を拭いたり、汗を拭いたりするため)
  • ティッシュ
  • 雨具(天候が不安定な日)
  • スマートフォン(地図アプリでルート確認するため)

これらを事前に準備しておけば、当日慌てることなく参拝できるでしょう!

悪天候・夜間の参拝は避けるべき?安全面の注意点

悪天候の日や夜間の参拝については、いくつか注意点があります。

【悪天候の日】 雨や強風の日でも参拝は可能ですが、境内は狭く足元が滑りやすくなることもあります。無理をせず、天候が回復してから訪れる方が安全です。

【夜間の参拝】 絵馬の自動販売機は6時から21時まで稼働しています。そのため、21時以降は絵馬を購入できません。また、縁切り榎は住宅街の一角にあるため、夜間の参拝は近隣への配慮が必要です。

できれば明るい時間帯、特に午前中から夕方までの参拝をおすすめします。安全に、そして周囲への配慮を持って参拝することが大切です。

また、一人での夜間参拝は防犯上のリスクもあるため、避けた方がよいでしょう。

FAQ & よくある疑問:返納必須?同行者は?再訪は?


お礼参りについて、よくある疑問にお答えしていきます。

ここで疑問を解消して、安心して参拝に臨んでみてください!

返納は必ずしなければならないの?

根付ストラップの返納や、お礼参りは必ずしなければならないというルールはありません。

ただし、縁切りという強い思いを受け止めてくれた場所に感謝を伝えることは自然な行為です。また、根付ストラップを返納することで、一連の縁切りをすっきりと完了させる意味合いもあります。

もし遠方に住んでいたり、事情があって直接訪れることができない場合は、心の中で感謝の気持ちを伝えるだけでも十分です。形式よりも、感謝の気持ちが大切だということを覚えておいてください。

願いが完全に叶っていないときは行っていい?

願いが100%叶っていなくても、お礼参りに行くことは可能です。

例えば、「完全に縁が切れたわけではないけれど、距離を置けるようになった」「悪習慣が少しずつ改善されている」といった状況でも、現時点での感謝を伝えることは大切。

その上で、「引き続き見守ってください」とお願いすることもできます。神様は、あなたの人生全体を見て最善のタイミングで願いを叶えてくれるはずです。

部分的にでも状況が改善したなら、一度感謝を伝えに訪れてみることをおすすめします!

友人や家族と一緒に行っても大丈夫?

友人や家族と一緒にお礼参りに行くことは、基本的に問題ありません。

ただし、境内は非常に狭いため、大人数で訪れると他の参拝者の妨げになってしまいます。できれば2〜3人程度の少人数で訪れることをおすすめします。

また、参拝中は静かにすることを心がけてください。おしゃべりをしたり、はしゃいだりするのは避けましょう。

それぞれが自分のペースで感謝を伝えられるよう、お互いに配慮することが大切です。一緒に行く場合も、一人ひとりが真摯な気持ちで参拝してみてください。

二度目・三度目の参拝はどうすればいい?

縁切り榎には、何度でも参拝できます。

もし別の縁切りを願いたい場合は、お礼参りとは別の日に、新たな気持ちで参拝するのがよいでしょう。その際は、また絵馬を購入して願いを書き、新しい根付ストラップを受け取ります。

また、お礼参りをした後に「やっぱり状況が変わっていない」と感じた場合も、再度参拝することは可能です。ただし、神様のタイミングと人間のタイミングは必ずしも一致しないことを理解しておいてください。

何度参拝しても構いませんが、一つひとつの願いを大切に扱い、感謝の気持ちを忘れないことが重要です。

遠方で行けない場合のお礼方法(代参・郵送など)

遠方に住んでいて直接訪れることが難しい場合は、いくつかの方法があります。

【代理参拝】 信頼できる知人に代理でお礼参りをお願いする方法があります。その際は、根付ストラップを預けて返納してもらうとよいでしょう。

【近くの神社でのお焚き上げ】 根付ストラップを近くの神社にお焚き上げしてもらう方法もあります。ただし、最近は自社発行のお守り以外は受け付けない神社も増えているため、事前に確認が必要です。

【心の中で感謝を伝える】 どうしても難しい場合は、心の中で縁切り榎に向かって感謝を伝えるだけでも十分です。大切なのは形式ではなく、感謝の気持ちですからね。

なお、双葉町氷川神社では縁切り榎のお焚き上げを行っているという情報もあります。遠方の方は、そちらに相談してみるのも一つの方法でしょう。

まとめ


縁切り榎のお礼参りは、願いが叶ったことへの感謝を伝える大切な儀式です。

祠で感謝を伝え、根付ストラップをお礼箱に返納することで、一連の縁切りをすっきりと完了させることができます。返納は必須ではありませんが、強い思いを受け止めてくれた場所に感謝を伝えることは自然な行為でしょう。

お礼参りの流れは、鳥居で一礼→祠で感謝を伝える→お礼箱に根付を返納→再び一礼、という順序です。根付を紛失した場合は、新たに絵馬を購入して感謝の言葉を書いて奉納する方法もあります。

参拝の際は、静かに落ち着いて行動し、他の参拝者への配慮を忘れないようにしてください。また、木を傷つけたり、お供え物を残したりしないよう注意が必要です。

アクセスは都営三田線板橋本町駅から徒歩約5分。混雑を避けたいなら平日の午前中がおすすめです。費用は1,000円から2,000円程度で、根付ストラップと小銭、必要に応じて1,000円札を持参しましょう。

遠方で行けない場合は、代理参拝や近くの神社でのお焚き上げ、心の中で感謝を伝える方法もあります。形式よりも、感謝の気持ちが何より大切だということを忘れないでください。

お礼参りを通じて、新しい人生の一歩を踏み出していきましょう!